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5月22日:12時間イベント:地域/コミュニティー 編 開催!

12時間イベントの2回目は、ちょっと変わった形式にて行います。まず、アサヒ・アートスクエアでは午前10時から午後10時までの間に、CAMPによるトークが5回行われます。その間、藤井光/岩井優/山城大督は、アサヒ・アートスクエアを集合場所として、それぞれ別のツアーを行います。
東京生活転回法(仮)に関心を寄せていただいている皆様には大変申し訳ありませんが、この日、岩井優、藤井光、山城大督、CAMPによって行われる、全てのアクティビティに参加することは不可能となります。
それでは、たくさんのご来場、心よりお待ちしております。

日 時: 5月22日(土)10:00-22:00
会 場: アサヒ・アートスクエアほか
出 演: 岩井優、藤井光、山城大督、CAMP
参加費: プログラムによって異なります
予約が必要なプログラムがございますので、以下をご覧ください。
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CAMP|12時間CAMP「コミュニティ」
「コミュニティ」をテーマに、同時代に 起こっていることについて議論します。
【日 時】2010年5月22日(土)10:00-22:00
【会 場】アサヒ・アートスクエア
【参加費】1,500円(1ドリンクオーダー)
【企 画】CAMP
詳細はCAMPのサイトをご覧ください。
http://ca-mp.blogspot.com/2010/05/100522.html
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藤井光|《宮下公園》リアリティーツアー
電車に乗って宮下公園までみんなで行ってみる。公園ではアーティストのいちむらみさこさんと待ち合わせ。彼女と一緒に公園を散歩してみる。すると、地域やコミュニティーとかメディアだとかアートだとか話しているアワープラネットTVの人たちとremoTokyoの人たちに遭遇する。こんにちは。そこで、彼・彼女たちの話し合いに耳を傾けるのもいいだろうし、公園で遊んでいてもいい。自由時間。それから、公園を離れ、電車に乗って戻ってくる。午後6時、ただいま。雨の場合は中止。無理しない。

【日 時】2010年5月22日(土)14:30出発
【集 合】アサヒ・アートスクエア(1F入り口)
【参加費】無料(往復交通費460円が必要になります。)
【公園ガイド】いちむらみさこ(アーティスト)
【メディエーター】藤井光(美術家・映像ディレクター)
【協力】A.I.R Miyashita Park/OurPlanetTV/remoTokyo
いちむらみさこ:http://kyototto.com/books/misako
A.I.R Miyashita Park:http://airmiyashitapark.info/wordpress/
OurPlanetTV:http://www.ourplanet-tv.org/
remoTokyo:http://www.remo.or.jp/ja/2009/1115-345.html
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岩井優|《浅草寄合衆》
都会の中で、たまに農地があると驚くような、ほっとするような気持ちになる。別に実家が農家というわけではないのだけど。緑が少ないといわれる東京で、耕作することは可能なのだろうか?僕らが普段通る道を農道のように、僕らが踏みしめているアスファルトの下を意識するように、街を歩く。寄り合って、都市の農業(Urban agriculture)を夢想する。

【日 時】2010年5月22日(土)16:00出発
【集 合】アサヒ・アートスクエア(1F入り口)
【定 員】6名(先着順)
【参加費】無料
【持ち物】デジカメ、ビデオカメラなど
【申込先】aas(at)survivart.net ※(at)を@に変えて送信してください。
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山城大督|《ライフ/ハッキング》実践 – #1 トーキョー・ナイト・クルージング -
アサヒ・アートスクエアから出発するクルージング・ピクニック。
東京湾に注ぐ一級河川 墨田川を水上バスで下り、海抜0mからの「ライフ/ハッキング」を実践する。ナイト・クルージングと称したリサーチツアーへ、出発!

【日 時】2010年5月22日(土)18:00~21:00
【集 合】アサヒ・アートスクエア(1F入り口)
【定 員】6名(先着順)
【参加費】無料(別途船乗料金1500円程度)
【プラン】浅草~浜離宮~アサヒ・アートスクエア(予定)
【参 考】http://www.suijobus.co.jp/
【持ち物】デジカメなど
【申込先】yamashirodaisuke(at)gmail.com ※(at)を@に変えて送信してください。

4月25日:キックオフ!12時間トーク

東京生活転回法(仮):キックオフ!12時間トーク
日 時: 4月25日(日)集合10:00~解散22:00、途中入退場自由 ※終了しました
会 場: アサヒ・アートスクエア(地図はこちら
料 金: 入場無料(1ドリンクオーダー制)※1食300円程度の軽食を準備予定
出 演: 岩井優、藤井光、山城大督、CAMP、長内綾子(Survivart)
     樋口貞幸(NPO法人アートNPOリンク)ほか

この日はアサヒ・アートスクエアの開館から閉館まで、会場使用可能時間の12時間をフルに使って、キックオフイベントを開催します。
Survivartによる東京生活転回法(仮)の企画プレゼンテーションのほか、参加作家やコーディネーターがそれぞれの関心事や作品プランについて、ゲストや来場者の皆さんと共に対話を重ねます。
ただし、決まっているタイムテーブルは、最初のオリエンテーションと最後の撤収作業のみ。それ以外は、出演者(+ゲスト)による持ち時間90分ごとのプレゼンテーショントークが順次行われますが、時間の区切りは曖昧で、横道に逸れることもあれば、一周して再び論点に着地することもあるかもしれません。ランダムでありながら地続きの<12時間>を、どのように編集し、そこに参加するかはあなた次第です。

※来場者の皆さんにも午前10時の集合後、会場の場作り(設営)から一緒に行っていただきますので、当日は動きやすい格好でご来場下さい。

<タイムテーブル発表!!>(04.22up)
※各トークは90分程度、トークとトークの間は15分休憩あり
10:00〜オリエンテーション&会場設営|Survivart
11:00〜 トーキョーが、こわい。|樋口貞幸
12:30~ ソウル生活転回法|長内綾子
14:15~ CAMP「自分たちで新しい何かを始めること」|centre × 田口行弘
16:00~ 螺旋の先にうえる種|岩井 優 × 足立 元
17:45~ 《ライフ/ハッキング》考察|山城大督 × 服部浩之 and more!!
19:30~ 報復のメディア|藤井 光
21:00~ まとめと次回についてのディスカッション
21:30〜 撤収作業:全員

●螺旋の先にうえる種|岩井 優 × 足立 元
◎岩井 優 Iwai Masaru
1975年京都生まれ。岩井はこれまで清掃/ごみを作品制作に持ち込んでいる。インスタレーション、映像、パフォーマンスなどの表現媒体を用いて、我々の暮らしに内在する清潔への欲望を、矛先をずらしながら示し、循環的な営みを問い直している。主な個展に「Clean up 1. 2. 3.」(Art Center Onging、東京、2009)、「Polishing Housing」(monné porte、長崎、2009)。

◎足立 元 Adachi Gen
美術史家。日本学術振興会特別研究員PD(2010年より)。女子美術大学非常勤講師。東京芸術大学大学院博士課程修了。専門は日本近現代美術史。主な著作に、博士論文「近代日本の前衛芸術と社会思想」(2008年)、「小野佐世男―逆説の漫画家・空談家」(2009年)、「解説 螺旋のアヴァンギャルド―「『美術』受容史」の受容史」(2010年)。

●《ライフ/ハッキング》考察|山城大督 × 服部浩之 and more!!
本プロジェクトにおいて、あらゆる物流システムを活用しインスタレーション作品を構想する山城。多彩なゲストと共に「ライフ/生活」における様々なハッキング法について考察する。
◎山城大督 Yamashiro Daisuke
1983年大阪生まれ。美術家。東京藝術大学映像研究科博士後期課程在籍。映像と写真等のドキュメンテーションを使い「移動/同期/習合」をテーマに作品を展開。主な作品に広島市内の住宅街を舞台に50人のピアニストが参加した同時多発自宅演奏コンサート「Time flows to everyone at the same time.」がある。近年では、「Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)」などのコラボレーションワークも手掛る。http://www.yamashirodaisuke.com/

◎服部浩之 Hattori Hiroyuki
1978年愛知県生まれ。学芸員/建築家?。早稲田大学大学院理工学研究科修了(建築学)。秋吉台国際芸術村を経て、現在国際芸術センター青森に所属。2007年より山城大督と山口市に住居スペースMaemachi Art Center(MAC)を立ち上げる。そして、2009年には青森市内に寄生型プロジェクトスペースMidori Art Center(MAC)@ ホテル山上を設立。MACは基本来訪者のゆるい受け皿で、飲み会やパーティを基軸とし、たまに展覧会・レクチャー・ワークショップなどを実施している。

●報復のメディア|藤井 光
総理大臣の記者会見の一部オープン化が始まった。メディアの独立性と多用性を確保する事で、アートに何が起るのか?
◎藤井 光 Fujii Hikaru
1976年東京都生まれ。同地在住。パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA卒。1995年渡仏。フランスでメディア・アーティストとして活動を始めるが、2005年帰国以降、現代日本の社会政治状況を直截的に扱う表現活動へと転換。社会運動と芸術の関わりについて制作および研究を行なっている。http://hikarufujii.com/

●CAMP「自分たちで新しい何かを始めること」|centre × 田口行弘
友人の友人たちとプロジェクトを構想するためのスペース「centre」が2010年4月にオープンしました。今回は、「centre」のメンバーがスペースを立ちあげるきっかけとなった昨年11月の展覧会「5+1」展(http://www.cpue.org/2009/)について、同展出展作家の田口行弘と振り返りながら、展覧会コンセプトであった「対話」ついて、会場にいる人も交えて考えたいと思います。後半は「自分たちで新しい何かを始めること」ことを巡って、様々な人と意見を交換したいと思っています。
◎centre|センター
2010年4月より始動した友人の友人たちとプロジェクトを構想するためのスペース。メンバーの自宅を週に一度喫茶スペースとして開放し活動を展開する。多摩美術大学芸術学科在籍中の四人で運営を行い、トーク、スクリーニング、蚤の市などのイベントを集まった人たちと構想していく。http://hashimoto-centre.com/

◎田口行弘|Yukihiro Taguchi
1980年大阪府生まれ。2004年東京芸術大学美術学部油絵科卒。2005年よりドイツ・ベルリン在住。場所性を重視した素材を使い、その場の雰囲気を取り入れながら制作、またその都度様々な要素や人が介入することで、作品の現れが日々変化するインスタレーションを主にドイツに おいて展開。近年の主な個展:「Moment – Performatives Spazieren」air garten/ベルリン、ドイツ、「ueber-performative sketch」2009/無人島プロダクション、2010年4月17日〜 5月26日までgallery αMで 「αM プロジェクト2010「複合回路」vol.1 田口行弘」展を開催中。http://yukihirotaguchi.com/

◎CAMP
アーティストやキュレーター、ディレクター、批評家、研究者、学生などと関わりながら、トークイベントや展覧会、パーティーなどを主に東京で開催しています。CAMPの目的は同時代のアートについて考えることです。http://ca-mp.blogspot.com/

●ソウル生活転回法|長内綾子
東京生活転回法(仮)の概要説明につづき、お隣の国、韓国・ソウルでみつけた、いくつかの事例を紹介予定。(4月上旬のリサーチ訪問より)
◎長内綾子 Osanai Ayako
1976年北海道生まれ。フリーランス・デザイナー。2003年4月渋谷川再生をテーマとしたアートイベント「川遊び×SHIBUYAscape」を主宰。そこで知り合った岩井優らと共に2004年Survivart(サバイバート)を共同設立。2008年よりCAMPの運営スタッフのほか、日韓交流展「POINT」(ソウル, 2008 / 京都, 2010)や「Re:Membering」(ソウル, 2009)ではアシスタント・キュレーターを務めた。2010年は、中央線エリアの新しいアートプロジェクトTERATOTERAや3331 Arts Chiyodaのコーディーネーターとしても活動中。

●トーキョーが、こわい。|樋口貞幸
「アサヒ・アートスクエア・パートナーシッププロジェクト2010」の説明半分、アートNPOリンクの活動半分、残りの余力でフリートークを。
◎樋口貞幸 Higuchi Sadayuki
フリーランス・アートアドミニストレーター。1999年ARTS STAFF NETWORKを設立。以降、さまざまなアートイベント、舞台公演などの企画制作協力やボランティアコーディネートなどを行う。2003年、第1回全国アートNPOフォーラムin神戸の事務局に関わったことを機にアートNPOリンクの事務局を担う。2006年1月にNPO法人アートNPOリンク発足、引き続き事務局長に就任。ほか、ナムラ・アート・ミーティングやNPO法人子どもとアーティストの出会いなどの事務局を担当している。

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